"スカートを履いてみた"
いつの頃からかスカートを履かなくなった。
お茶のお稽古では、洋服の場合は、フレアスカートもしくはキュロットスカートのような緩めの履物がいいらしい。確かにパンツだと血流が悪くなるせいか正座がきつい。
そこで、久しぶりにスカートを履いてみた。しかし、鏡に映る自分が冷ややかにこっちを見ている。"えっ、履くの?似合わないよ。イメージじゃないし。それよりも脚が太いのがねえ。"
やっぱり、駄目か。長い間、スカートを履かなかった間に随分、脚が太くなったように感じる。(それは、気のせい。昔と同じだよ。体重が変わっていないのだから)
それなら、長めのキュロットスカートにしよう。紺色のキュロットに紺のストライプのブラウスを合わせてみた。
まあまあかな。
明日のお稽古には、これで行こう。
ファッションにエレガントさよりも機能性を優先するようになってからはスカートを履かなくなった。
以前は、自転車に乗る度に深くなっていくスリットを何度も縫い直したものだ。
今では、ファッショナブルなパンツも増え、女性のパンツ姿もおしゃれになってエレガントだ。
しかしながら、オフィシャルな場では、やっぱりスカートの方がいい。"パンツはカジュアルだからオフィシャルな場では失礼かもしれないね"とアドバイスしてくれた人がいたが、確かにそうかもしれない。
これからは、スカートも少しは、履いてみようかな。長めのね。
Written by R
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